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防犯・ライフハック

震災復興支援コンサート さかもと未明さんご出演「第9回 バチカンより日本へ祈りのレクイエム2022」コンサート@陸前高田市民文化会館 奇跡の一本松ホール

~命を懸けたリスタートSTORYと共に~

presenter 防犯 くま子

大好きな さかもと未明さんから「震災復興支援コンサートに、出演し歌唱します。」というご連絡をいただきました。
素敵なコンサートの詳細と、愛あふれる未明さんのSTORYをぜひご覧ください。

第9回 バチカンより日本へ祈りのレクイエム2022 「特別コンサート」

開催日:4月30日(土)
場所:陸前高田市民文化会館
   奇跡の一本松ホール
時間:14:00開場/14:30開演
●料金:入場無料
(※未就学児童は入場不可)

出演者:岡崎ゆみ(ピアノ)
さかもと未明(歌手/アーティスト)
高橋愛梨(ソプラノ)
榛葉昌寛(テノール)
村田孝高(バリトン)

特別ビデオメッセージ:
フランチェスコ・モンテリーズィ枢機卿
ホール内彫刻作品:眞壁 廉(彫刻家)
曲名: 高木東六作曲"水色のワルツ" / レバール作曲オペレッタ「メリーウィドウ」よりニ重唱 / フランソワ作曲"マイ・ウェイ" / 高田三郎作曲"くちなし" / 中田章作曲"早春賦" / ドビュッシー作曲"月の光" / ショパン作曲"革命のエチュード" ほか
(※曲目、出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。)

主催:バチカンより日本へ祈りのレクイエム実行委員会
協力:LA MONTINA、特定非営利活動法人 子供地球基金、陸前高田市民文化会館
後援:陸前高田市
※東北公演は、(公財)東日本大震災復興支援財団の支援を得て開催

慰霊と復興支援のコンサート

このコンサートは、2011年3月11日の東日本大震災当時、イタリアにいたテノール歌手の榛葉昌寛氏が、メディアで見る惨状に心を痛め、「日本人として何かしなければならない」と、日本とイタリアを繋いでのコンサートの開催を決意。
その思いを受け止めたフランチェスコ・モンテリーズィ枢機卿の支援を受け、翌年2012年からバチカンと日本で交互に開催する形で、毎年続けられてきた慰霊と復興支援のコンサートです。

近年はコロナ禍のため延期もあり、日本での開催に限られていますが、2022年で9回目を迎えます。

さかもと未明さんのご参加

さかもと未明さんと、このコンサートの関わりは2017年に遡ります。

1989年以降、漫画家としてご活躍、人気を博して2006年から日本テレビ「スッキリ」のコメンテイターや、産経新聞の丸ごと1ページ連載。「憂いちゃんの、教えてプリ―ズ!」等、活躍の場を広げましたが、同年に難病である膠原病を発症。2008年には難病認定を受け、「五年以内に寝たきりになるか、命が尽きる」と宣告されました。

絵かきでありながら。まず手が動かなくなった未明さんは、「最後まで何か表現をしたい」と、歌手活動をはじめ、2009年にはCD発売デビュー。 
また「いずれ死ぬなら、この命を何か意味のあることに使いたい」と、拉致被害者の帰国を祈る曲を作り、世界に発信したいと思い立ちました。
さかもと未明さんは2002年ごろから、取材で知り合った拉致被害者家族の横田滋さん・早紀江さんご夫妻と親しくしていました。横田めぐみさんは漫画が好きで、未明さんと一歳違い。ことに滋氏が『あなたを見るたびに「めぐみはいまこのくらいの年齢なんだ」と思います』と、未明さんを可愛がってくれました。さらに横田夫妻は2013年に未明さんが現夫の武田茂さんと結婚式を挙げる際の、媒酌人も引き受けてくれます。

未明さんは様々な問題から両親と疎遠であったため、横田夫妻を実の親以上に慕い、敬いました。また、夫妻はさかもとが歌手活動を始めた時からずっと、コンサートのたびに足を運んで応援してくれました。未明さんも「めぐみさんの帰国を祈って」歌ったりしていましたが、既成の曲ではPVを作ったりして発信ができなと知った未明さんは、オリジナル曲が必要だと考えます。
そこで、自らが作詞し、新潟出身で、未明さんと同じ玉川大学の後輩でもあるピアニスト、遠藤征志さんの作曲で「青い伝説」を制作。その頃震災が起きて間もなかったため、「青い伝説」は「海の向こうに大切な人を失った、震災で傷ついた方々にも届くよう」に歌詞が作られました。同時に「はな」という、「震災に負けないで生きてほしい」と願う曲も作られています。

それらを世界に届けたいと考えていた2016年、さかもと未明さんは榛葉氏に出会い、これらの曲をバチカンで歌い、世界に発信できないかと相談。その意義を重く受け止めた榛葉氏は 2017年、この公演のために来日したモンテリーズィ枢機卿に紹介。枢機卿はさかもと未明さんの請願の手紙を教皇に直接渡してくれ、遂に2018年、聖マリア・マッジョーレ大聖堂で、ロッシーニ歌劇場管弦楽団の演奏で、「青い伝説」を歌唱することが叶いました。ベルカントの練習は8か月しただけで体調も悪く、歌は拙いですが、真摯なさかもと未明さんの歌唱は、イタリアの観衆から大きな反響を得ました。

パリで展示会も実現

その年は未明さんが「命が尽きる」と言われた年。体調は決して良くなく、イタリア往復の道中は車椅子を必要としました。しかし不思議なことに、このイタリア渡航を折に、回復に向かっていきます。その後の歌手活動は日仏を往復して行われ、シャンソンの老舗のラバン・アジルとのZoomコンサート開催、ミシェル・ルグランの次男、Benjamin LegrandとのDuet録音など常に世界に向けられています。2017年以降に開始しした画家としての活動においても、2020年のサロン・ドトーヌ入選など、実績を積んでいることは、【スタリス☆横浜】のこちらの記事でもお伝えしました。

しかし残念なことに、まさにこの2018年のイタリア滞在中、横田滋氏は倒れ、口をきくこともままならなくなりました。その後、未明さんは体調悪化が続く滋氏に会うこともかなわず、遂に2019年に滋氏は死去。以降この歌を歌うことをためらっていましたが、2020年に出会った映像プロデューサーなどの勧めで、再度歌い、祈り続けることを決意。

2021年10月の母校、玉川大学ホールのコンサートから、「青い伝説」の歌唱が再開されました。

未明さんの祈り

皆さまのご健勝とご活躍、東北の復興を心よりお祈り申し上げます

陸前高田といわき市での復興支援コンサート
では、拉致問題の解決は勿論、海の向こうに
愛する人を失った東北の皆さんへの応援と
慰霊の想いを込め、さかもと未明さんが真摯
に祈り、歌います。

一度は死を覚悟しましたが、今も活動できて
いる未明さんにとって、「自分の表現は全て
生きていることへの感謝と共にあり、自分の
残りの命と表現は、困難にある人を勇気づける
ために使いたい」
という真剣な祈りそのもの
の歌やアートが、私たちの胸に響きます。
2012年以降、様々な困難を乗り越えて東北の為の復興支援コンサートを続けている本コンサートのCM動画が、4月17日~23日、渋谷のスクランブル交差点の前のスクリーンで一時間に一度、放映されたそうです。

「人は何歳からでもリスタートできる」そんなお手本のような素敵大人女子、さかもと未明さん。
これからも【スタリス☆横浜】では皆様と一緒に応援し、情報をお伝えしたいと思います。

常に真摯な思いと愛で、全力で活動を続けている、さかもと未明さんを心から尊敬します。
未明さん、いつもありがとうございます!!

◆未明さんが復興支援に応援している、美味しいオススメの日本酒はこちら

2022年4月30日(土)
陸前高田市民文化会館 奇跡の一本松ホール


◆【詳細はこちら】

お問合せ
陸前高田市民文化会館
TEL:0192-22-9666(9:00〜17:00/第3火曜日を除く)

Presenter

防犯 くま子
防犯・ライフハック担当
防犯 くま子
泥棒に入られたり、ストーカーやスキミング被害に遭いまくったという実体験から【華麗に防犯】するワザを研究中。
「時々、誰かが家に入っている…」という恐ろしい経験アリ。