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「チームラボボーダレス」(東京・お台場)が【春】の景色に🌸桜色に輝くランプなど、閉館前最後となる春限定作品を3月2日(水)から公開
東京・お台場の森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下、チームラボボーダレス)に、3月2日(水)から春の景色が登場します。チームラボボーダレスは、境界のない世界が1年を通して移ろい、季節とともに変化する作品を体験することができる《地図のないミュージアム》。3-4月には、桜色に輝くランプや、10万本もの春の花々が咲き渡り散っていく作品など、春限定の作品空間を楽しむことができます。
お台場のチームラボボーダレスは2022年8月31日をもって*閉館するため、お台場で春限定の作品を見られるのは今年が最後となります。
*2023年に東京都心部において新たなチームラボボーダレスを開館する予定です。
【季節とともに変化する作品】
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呼応するランプの森 - ワンストローク、桜 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Cherry Blossoms teamLab, 2019, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
10万本まで増殖し、一斉に散り朽ちていく巨大な花《増殖する無量の生命 - A Whole Year per Year》には、春の花々が登場します。
悠久の里山の景色を描いている作品《地形の記憶》は、日本の四季にあわせて景色が変化しており、3月から4月の期間は、桜、菜の花、ラベンダーなどの春の花々に加え、棚田や藤棚、川とフナなどの春の景色が広がります。
無数の透明の像による花々の作品《積層された空間に咲く花々》では、3月、4月は春の花が広がります。
会場内のティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」では、3月から、お茶に季節の花々が咲く作品《小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々》に春の花々が登場し、凍結玉緑茶から茶の木が生え茂っていく作品《茶の木》には白い蝶が止まります。
また、自分が描いた絵をオリジナルグッズにし、思い出として持ち帰ることができる「お絵かきファクトリー」では、1月28日(金)より、缶バッジやハンドタオル、Tシャツに加えてトートバッグの制作が可能になりました。
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呼応するランプの森 - ワンストローク、桜 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Cherry Blossoms teamLab, 2019, Interactive Installation, Murano Glass, LED, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、春の「かさねのいろめ」である、桜(さくら)の1色でランプは輝きます。
人がランプの近くで立ち止まり、じっとしていると、最も近いランプが強く輝き音色を響かせ、その光は、最も近い2つのランプに伝播する。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、最も近いランプに伝播し連続していく。伝播していく光は、必ず、全てのランプを1度だけ輝かせ、必ずはじめのランプに戻ってくる。つまり、人に呼応したランプの光は、2つに分かれ、それぞれ全てのランプを1度だけ通る1本の光のラインとなり、最後に、起点となった最初のランプで出会う。
一見バラバラに配置されたランプは、それぞれのランプから3次元上で最も距離が近いランプに線を引いたときに、(始点と終点が同じの)一筆書きできる1本のつながった線(unicursal)になるように配置されている。ランプがこのように配置されることによって、人に呼応したランプの光は、最も近いランプに伝播しているだけにも関わらず、一筆書きのように全てのランプを必ず通り、そして必ず1度だけしか通らず、最後に、起点となった最初のランプに戻ってくる。
ランプの配置に関しては、空間上のランプの配置を数学的に求め、ランプの高さ方向の分布のばらつきと、3次元的な経路(光の軌跡)のなめらかさを定量化し、多数の解に対して評価を行った。
このようなプロセスによって生まれたランプの配置は、一見ランダムのように見えるが、実際は、物理的に一番近いものに光が連続していくため、自然に感じる。そして、ランプの光の軌跡は1本線でつながっているため、自分から生まれた光と、他者から生まれた光は、必ず交わる。
これは、空間が固定化されていることを前提とした静的な美しさではなく、人々がこのランプに近づくことによって生まれる動的な美しさ、連続性の美しさとも言える。それは、人の存在による空間の変化や動きを受け入れた新しい時代の空間のありようである。
ランプシェードは、ムラーノ・ガラス(ベネチアン・グラス)で制作した。
読むだけで非日常へ!チームラボの世界へどうぞ
表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、春の「かさねのいろめ」である、山吹(やまぶき)、裏山吹(うらやまぶき)、青山吹(あおやまぶき)、花山吹(はなやまぶき)、桃(もも)の5色でランプは輝きます。
また、人々が花々にふれると、花々は散って死んでいく。
そして、他の作品に影響を与えたり、他の作品の影響で散ったりもする。例えば、「Walk, Walk, Walk」の肖像群が歩いて来るといつもより咲きやすく、また、花々が咲いた場所は、他の作品世界を覆い隠したりする。
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増殖する無量の生命 - A Whole Year per Year / Proliferating Immense Life - A Whole Year per Year teamLab, 2020, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
現実の時間の流れと共に、作品世界は移ろっていく。春まだ小さく青々しい稲は、夏頃には大きく成長し、秋頃には黄金色になるだろう。そして、現実の時間の流れとともに、昆虫や花々なども変わっていく。昆虫は人々の振舞いの影響を受けて動く。そして、人々が動き回ることで空気の流れが変わり、空気の流れによって稲や散る花びらの動きが変わる。
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川とフナ 地形の記憶 / Memory of Topography teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
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桜 地形の記憶 / Memory of Topography teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi
作品とそれを媒介するキャンバスが分離され、キャンバスが変容的なものになったことと、連続した動的なふるまいによる視覚的錯覚によって、身体ごと作品に没入し、人々は身体と世界との境界をも失っていくだろう。そして、一つの共通の世界が自分や他者の存在で変化していくことで、自分と他者が同じ世界に溶け込んでいく。
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積層された空間に咲く花々 / Flowers in Layered Ultrasubjective Space teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
花々は、一年間を通して咲いていく花々が移り変わっていく。しかし、この空間の外の通路に蓮が咲き渡る時、この空間にも蓮が咲く。
花々は、生まれ、成長し、つぼみをつけ、花を咲かせ、やがて散り、枯れて、死んでいく。つまり、花は誕生と死滅を、永遠に繰り返し続ける。
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積層された空間に咲く花々 / Flowers in Layered Ultrasubjective Space teamLab, 2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
ある来場者がスクリーン越しに、花々と重なり合い花々に埋もれていく他の人を見た時、その人は、作品世界でも、相対的にその位置で同じように花々に埋もれていることになり、ある来場者にとっては、作品世界にその人が存在していることと同等になる。つまり、来場者は、他者にスクリーン越しに見られた時、展示空間だけでなく、作品世界においても、完全に作品の一部となる。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として、以前の状態が複製されることなく、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
一服の茶を点てると・・・
凍結された茶がなくなると、茶の木は枯れてなくなっていく。
作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいの影響を受けながら、変容し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
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小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々 / Flowers Bloom in an Infinite Universe inside a Teacup teamLab, 2016, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi
茶が存在して初めて作品が生まれる。茶を飲み干すと、もう作品は存在しない。
茶は、変容的な存在であるため、器の中の茶の量によって、大きさが変わっていく。その大きさに合わせて、生まれる花々の大きさも変わっていく。茶が器からこぼれたなら、こぼれた茶にまた、花々が咲いていく。
花は、一年間を通して、その月々の季節の花々が咲いていく。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、人々のふるまいの影響を受けながら、永遠に変化し続ける。今この瞬間の絵は二度と見ることができない。
🌸お着物で伺いました! \動画でご覧ください/
【概要】HPはこちら
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless
所在地: 東京都江東区青海1-3-8(お台場パレットタウン)
料金:
大人(高校生以上)3,200円、障がい者割引 1,600円、
子ども(中学生以下)1,000円※3才以下は無料
※障がい者割引の対象は、障がい者手帳をお持ちの方ご本人様と同伴者1名まで
※開館時間・休館日はシーズンによって異なります。詳しくはウェブサイトをご確認ください。
🌸展示詳細はこちら
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