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体験

ジャケ買いしたいほど可愛い!あの「絶望名人」等を生み出した、頭木弘樹さんの新刊『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』の味わい深い表紙は南伸坊さん&『食べることと出すこと』は祖敷大輔さん♪

~8月に新刊2冊が発売されました☆彡~

presenter エンドライター

『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などで有名な文学紹介者、頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)さんが2冊の新刊を出しました!
さすがの頭木さん、長年かけてじっくり作った内容はもちろんですが、表紙がとてもイイんです。

『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)

桂米朝さんに「いつかこういう本を書きたいんです」と夢を語ってから21年、
孫弟子の桂文我さんに解説を書いていただき、装画は南伸坊さんです!感無量です!

と喜ぶ頭木弘樹さん。

◆当メディア【スタリス☆横浜】落語鑑賞デビュー記事でも、落語初心者に優しくアドバイスしてくださいました。そちらもぜひご覧ください。

『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)

「古典落語は、日本の古典であるだけでなく、じつは世界の口承文学(耳の物語)の遺産でもあります。

たとえば、昭和の名人、古今亭志ん生が十八番としていた『風呂敷』という噺は、遠くナイル渓谷から伝わってきました。

風呂敷は、もともとは女性のヴェールだったのです。原話は、紀元前五世紀のものです。」(頭木弘樹さんのブログより抜粋)
新刊『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫)では、そんなお話もしてくださっているので、落語デビューしたい大人女子の方にも愉しんでいただける内容ですよね。ワクワクします(*‘∀‘)

「落語には、じつは世界中のお話が詰まっているのです!口から口に語られ、面白いからこそ、時代を超えて地域を越えて伝わってきた物語たちが。」(頭木弘樹さん)
表紙は南伸坊さん
このとぼけた味わいの表紙、なんともいえず可愛くて大好きです。
プレゼントにもぴったり。

本の装丁って本当に大事ですよね。
頭木さんの本は、大切に書棚に宝物のようにおさめて、繰り返し開きたくなるような、素敵なものばかりなんです。

内容の素晴らしさに引き寄せられて、素敵なご縁がある感じがします!
疲れた時にそっと寄り添ってくれる作品の数々には、頭木さんの優しいお人柄が表れています。

装画やカバーデザインは南伸坊さん

『食べることと出すこと』(医学書院 シリーズ ケアをひらく)

そしてもう1冊、新刊が8月に出ました。

書き始めてから、本になるまで5年。
頭木さんの13年間の闘病生活と、その後のあれこれが詰まっています。

表紙と中のイラストは祖敷大輔さん
こちらもとても可愛いですよね!

頭木さんは、祖敷さんのイラストが大好きで、ファンになったきっかけは『おじいさんに聞いた話』トーン・テレヘン(新潮クレスト・ブックス)だったそうです。
わたしも拝見しましたが、本当に魅力的でほのぼのするお洒落な絵でした!

『食べることと出すこと』(医学書院 シリーズ ケアをひらく)

医学書院のシリーズ「ケアをひらく」は、シリーズ自体が昨年、毎日出版文化賞も受賞。医学の専門書かな?と思ってしまうかもしれませんが、そうではなく、病気や介護に関心のある方はもちろん、そうでない方にとってもとても興味深い本ばかりとのこと。

コロナ禍は「読書」のチャンス

「絶望名言」はNHK「ラジオ深夜便」でレギュラー化

頭木さん自ら表紙の写真を選ぶことも

頭木弘樹さんは「絶望読書ブーム」を巻き起こしましたが、それは暗いものではなく、闘病中に出逢って励まされたものがベースとなっているので、読むと元気が出たり癒されたりします。

人気イラストレーター平松昭子さんとのコラボ本も最高◎

2020年8月に『食べることと出すこと』(医学書院 シリーズ ケアをひらく) 『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』(ちくま文庫) という2冊の新刊が出たばかり。 月刊「みすず」でのカフカの『変身』の連載もスタートしました☆彡

今夏に2冊の新刊が出て、月刊「みすず」でのカフカの『変身』の連載も始まった、頭木弘樹さんの著書はオススメばかり。
コロナのいまの時期だからこそ、読書をする時間があると思うのと、新しい気付きや生き方につながると思います。

【編集後記】

頭木弘樹さんのジャケ買いしたくなる新刊&作品一覧はいかがでしたか?
カフカの研究家としても著名な頭木さんの作品は、鈴木拡樹さん地上波ドラマ初主演作『カフカの東京絶望日記』となり、若い方にも人気を広げました。
ぜひ気楽にビビっときたものから読んでみてくださいね。

◆頭木弘樹さんプロフィールと著書一覧&詳細はブログでご確認ください。

◆Amazonでチェック♪

Presenter

エンドライター
コミックエッセイ研究家
エンドライター
「奥様は魔女」の母エンドラに憧れているマルチライター。数誌の読モや有名誌ライターを経て色々な媒体で活躍中。コミックエッセイの蔵書は数百冊にものぼり【コミックエッセイ研究家】としてひっそりデビュー。
好きなもの:珈琲と酒 工場見学