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和文化

【体験取材レポート】チームラボボーダレス(東京・お台場)閉館前最後となる「春限定」作品を堪能♡境界のないアートに身体ごと没入!楽しむためのポイントもご紹介♪

teamLab Borderless: MORI Building DIGITAL ART MUSEUM

presenter 伊奈 乃彩

【体験レポート】「チームラボボーダレス」(東京・お台場)閉館前最後となる春限定作品を堪能♡境界のないアートに身体ごと没入!

◆本記事は3月15日のものを、アンコール掲載しています。

先日ご紹介した森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
春限定作品公開スタート日に取材に伺い、美しい夢の中に迷い込んだような世界を堪能してきました。

安心してたっぷり楽しむために、行く前におさえて頂きたいポイントを、ご紹介します!
(※本記事&動画では撮影時のみマスクを外しております。)

Borderless Worldでアートを堪能

チームラボボーダレスは
通常の美術館のような
決まった順路はありません。

行ったり来たり、
好みのところで
写真を撮影したり
味わったり、
自由に楽しめます。

牡丹孔雀 / Peony Peacock

花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn

\ポイント/
同じ部屋でも、時間や季節に
よって、違う作品となります。
そのため一度訪れた部屋にも
時間を変えて、ぜひもう一度
足を運んでみてください!

ゆらゆらさまよい、漂ううちに
季節や自然の移り変わり、儚さ
と同時に「永遠」を感じました。

花と人の森、埋もれ失いそして生まれる / Forest of Flowers and People: Lost, Immersed and Reborn

アート自体が自ら動き出して他の作品とコミュニケーションしたり影響を受け合って、他の作品との境界がなく、時には混ざり合うため、アートの海を漂っているような気分。

個性的な作品群による、境界のない連続する1つの世界「チームラボボーダレス」、息を呑むような美しさと非日常に感動です。

運動の森

運動の森は「身体で世界を捉え、世界を立体的に考える」をコンセプトに、脳の海馬を成長させ、空間認識能力を鍛える新しい「創造的運動空間」。
複雑で立体的な空間で、強い身体性を伴って、身体ごとインタラクティブな世界に没入!

写真の「エアリアルクライミング」は、ロープで吊られた棒が、空中に立体的に浮かんでいる空間です。

©チームラボ タイフーンの上のエアリアルクライミング / Aerial Climbing over the Typhoon

タイフーンの上のエアリアルクライミング / Aerial Climbing over the Typhoon

人が棒に乗ると、棒が連結されているため、他の棒に影響を与え、人が棒を渡っていくと、空間に影響を与えます。また、人が棒に乗ると、人の下に渦ができ、渦は乗っている棒の色の影響を受けます。

他の人と近くなると、お互いの渦の影響を受け、渦が崩れたり、もしくは合わさって巨大な渦になったりするとのこと。

重力にあらがう呼応する生命の森 / Weightless Forest of Resonating Life

そしてこちらの巨大な風船かボールのような光の物体は、人に押されたり倒れかけると、それぞれ光の色を変化させ、色特有の音色を響かせるのが特徴。更にその近隣の物体は呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせます。そして次々にそのまわりの物体も連続的に呼応していくので、一人で体験していても「誰か」を感じたり、つながりが生まれます。

\ポイント/ 
運動靴&動きやすい服装がおすすめ。「運動の森」はその世界に浸るだけでも大満足ですが、ぜひ体験してくださいね。筆者も着物+運動靴というスタイルで伺ったので、歩きやすくて大正解でした◎

※お着物でなければぜひ体験したかった「学ぶ!未来の遊園地」のフルーツが育つ「すべり台」は、スタッフさんにお手本をお願いしたたので、ぜひ【こちらの動画】(4分3秒~)でご覧ください☆

ランプの森

ランプの森は、毎回人数制限があるので
鑑賞や撮影をたっぷりできるのが嬉しい!

ランプシェードは、ムラーノ・ガラス
(ベネチアン・グラス)で制作したそう。

わたしたちが待合スペースにいた時は
山吹、裏山吹、青山吹、花山吹、桃の
5色でランプが輝く《呼応するランプの
森 – ワンストローク、春の野山》。
こちらもとても綺麗でした✨

待合スペースから観た眺め 

呼応するランプの森 - ワンストローク、桜 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Cherry Blossoms

そしていよいよ【春限定】のランプが
桜色に輝く《呼応するランプの森 –
ワンストローク、桜》!
このために桜のお着物をきてきたので、
本当に嬉しかったです。

一面が淡い桜色で染まり、声も出ない
ほどの美しさに心が震えました。


\ポイント/ 
待っている時にも説明してくださいますが、下が「鏡張り」になっているので、気になる方は、スタッフさんから腰布を借りることができます◎ただせっかくなので、なるべくそのまま撮影できる服装でいらっしゃることをオススメします♪

呼応するランプの森 - ワンストローク、桜 / Forest of Resonating Lamps - One Stroke, Cherry Blossoms

近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーション、織りの縦糸と横糸の組み合わせなど、複雑な色彩に、季節の色の名前がついていました。

表と裏の色の組み合わせからなる「かさねのいろめ」を、ランプが強く輝いている時と輝きが弱くなった時に当てはめ、春の「かさねのいろめ」である、桜(さくら)の1色でランプは輝きます。(HPより)

自分の絵が動き出す!?感動体験

お好きな生き物の輪郭が描かれた台紙を選んで・・・

自由に色を塗るだけ♪

【学ぶ!未来の遊園地】世界とつながったお絵かき水族館 / 「お絵かきファクトリー」

お子様から大人まで感動すること間違いナシ!なのが、こちらのお絵かき水族館。なんと自分が描いた魚が泳ぎだす水族館なのです。
塗った絵をスタッフさんにスキャンして頂くと、途端に命が吹き込まれ、目の前の巨大な水族館で他のみんなが描いた魚と共に泳ぎだします!

\ポイント/
どこに行っちゃったかな?という時に探しやすくするため、塗り絵にポイントや特徴をつけることをオススメします。(筆者は♡の模様にして、手足を黄色くしてみました♪)

自分が描いた絵をオリジナルグッズにして、思い出として持ち帰ることができる「お絵かきファクトリー」では、缶バッジやハンドタオル、Tシャツに加えてトートバッグの制作が可能になりました。
世界に1つのお土産や自分への記念ご褒美をぜひどうぞ。

ティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」

入場した人しか入れない、貴重なティーハウス
も、必ず立ち寄っていただきたい場所です。

ドリンクのメニューは一律500円♪
凍結玉緑茶(玉緑茶のアイスクリーム)
セットで注文したときのみ、1200円と
とってもお手頃◎

自然に寄り添った農法にこだわり
最良な日本茶を探し求めた結果、
独自の製法にたどり着いたそう。

肥前でつくられた新しい茶「EN TEA」

チームラボボーダレス内 運動の森入口付近 ティーハウス「EN TEA HOUSE 幻花亭」

人気の「水出しゆず緑茶」と「六条麦茶ラテ」を注文したのですが、本当に美味しくてびっくり。

しかも、実はなんとこちらも作品となっているんです!

3月から、お茶に季節の花々が咲く作品《小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々》に春の花々が登場し、凍結玉緑茶から茶の木が生え茂っていく作品《茶の木》には白い蝶が止まります。

観覧車が目印!お台場パレットタウン

お台場の開発計画が進展し、2025年には
1万人規模のスポーツやコンサートが行わ
れるアリーナが完成する予定。

そのためお台場「パレットタウン」は施設
ごとに順次閉館していて、2022年3月には
VenusFort(ヴィーナスフォート)が、更に
8月にはパレットタウン⼤観覧⾞が営業終了
してパレットタウン閉館となるそうです。

お台場の観覧車が目印

パレットタウンは2022年8月31日で閉館

2022年8⽉31⽇に、パレットタウン⼤観覧⾞と
デジタルアートミュージアム MORI Building
DIGITAL ART MUSEUM: EPSON
teamLab Borderlessが営業終了して
パレットタウンが閉館となるので

超絶人気のチームラボボーダレスさんの
【春限定】作品をお台場で見られるのは
今春がラストとなるため、お見逃しなく。

MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless

\行き方/
森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスのエントランスは、パレットタウン2階の大観覧車乗り場の横です。パレットタウン2階から「メガウェブ」の中を通り抜け、大観覧車の方向に向かってください。

お車でいらしてパレットタウンの駐車場に停めた方は、いちど1階に降りて歩いて移動する必要があります。そのため最初から1階に駐車するとスムーズです◎


\ポイント/
歩きやすい靴と服装をオススメします。またお手洗いを済ませてからの入場をおすすめしますが、中にもありますのでお子様もご安心ください。
荷物やスーツケースを預けるロッカーや場所もエントランス横に完備されていて便利です。

【編集後記】

日本が世界に誇る【チームラボ】さんの
春を感じる限定アートや、幻想的な
作品群のご紹介はいかがでしたか?

記事では伝えられないほどの
多彩なエリアと作品があり、
ご家族でたっぷり満喫できる
ので、どうぞお楽しみに。

※撮影時のみマスクを外しています。

筆者はチームラボさんの大ファン!あちこち鑑賞に伺っています。
心が潤い、夢の世界に浸れて、元気が出ます。素敵な世界をいつもありがとうございます!

目と心に焼き付く幸せな感動体験を、ご家族やお友達、大切な方とご一緒にぜひどうぞ。

【追伸】
お台場のパレットタウン自体も8月には閉館してしまうので、想い出がある方はお別れ&ありがとうを伝えに、足を運んでみてはいかがでしょうか。筆者はヴィーナスフォート(こちらは3月閉館予定)に小さい時に行ったことがあるので、とても懐かしくて、目に焼き付けてから帰りました^^

🌸お着物で撮影🌸
【体験レポート動画】もご覧ください (※撮影時のみマスクを外しています)

~動画の目次&目安~
・ベイブリッジを通ってお台場へ
・0:20  エントランスへの行き方(ヴィーナスフォート側から)
・0:39~ あちこち鑑賞
・1:37~ ランプの森「春限定作品」
・3:06~ お絵描きした生物に命が吹き込まれ動き出す!?
・3:56~ お子様が楽しめるエリア(一部)
・4:17~ 休憩♪ お茶から広がるアートを体験   etc.

©チームラボ

◆チームラボボーダレス【公式HP】はこちら

#チームラボボーダレス
#teamLabBorderless

3月2日(水)から「チームラボボーダレス」(東京・お台場)が【春】の景色に。桜色に輝くランプなど、閉館前最後となる春限定作品を公開。3月2日(水)から。©チームラボ

➽チームラボボーダレス コンセプト

境界のない1つの世界の中で、 さまよい、探索し、発見する

チームラボボーダレスは、境界のないアート群による 「地図のないミュージアム」。
境界のないアートは、部屋から出て移動し、他の作品とコミュニケーションし、
影響を受け合い、他の作品との境界線がなく、時には混ざり合う。

そのような作品群によって境界なく連続してつながっていく1つの世界。

境界のないアートに身体ごと没入し、10,000㎡の複雑で立体的な世界を、
さまよい、意思のある身体で探索し、他者と共に新しい世界を創り、発見していく

Presenter

伊奈 乃彩
エディター
伊奈 乃彩
徳川の寵愛を受けた歴史ある【花園山桜井寺】~弘仁4 年(813 年)建立~先代住職【俊英】の曾孫。「日本の財産でもあるお寺や神社にもっと足を運ぼう」をテーマに2015 年より寺社仏閣&和文化応援プロジェクトを開始。
趣味:着物 料理