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体験

【体験レポ】東京藝術大学スーパークローン文化財 謎解き「ゴッホと文化財」展 つくる文化∞つなぐ文化 【そごう美術館】 

2021年7 月 31 日(土)~ 8 月 31 日(火)  会期中無休

presenter スタリス&画廊支配人

文化財保護を進める上で抱えている課題は、公開をすれば劣化が進み、保存を重視すると文化財の価値を共有・伝承できなくなる・・・ということ。そのような矛盾を解決しようと、東京藝術大学 は高精度の文化財複製「クローン文化財」の技術を開発し、クローン文化財の意義を考える 「東京藝術大学スーパークローン文化財展 最先端技術がつくる未来」をそごう美術館で昨年開催しました。

本記事はその第 2 弾のご紹介です。写真撮影OK(一部を除く)もスーパークローン(複製)ならでは。みどころや会場構成など、ぜひご覧ください。

【初公開】かつて日本にあった幻のゴッホの《ひまわり》がスーパークローン文化財として甦る 

失われたひまわり
第二次世界大戦の空襲による火災で焼失して
しまったゴッホの《ひまわり》を、クローン
文化財の技術で甦らせました。

大正10年に白樺社発行『セザンヌゴオホ画集』
に掲載のカラー図版が残されていたため、色彩
再現の手がかりとなりました。

デジタル画像処理
残されていたカラー図版では不鮮明だった筆致
を現存するゴッホの他の《ひまわり》の画像デ
ータやカラー図版を基にした模写を、デジタル
画像処理により合成し、色彩もオリジナルに
近づくように調整した高精細画像を作成。

フィンセント・ファン・ゴッホ《ひまわり》(再現)  原本年代 1888 年 /1945 年焼失

フィンセント・ファン・ゴッホ 焼失した芦屋の《ひまわり》制作風景

高度な手技
絵画表面の筆致や絵の具の厚みを研究し
キャンバスに印刷した高精細画像の上に
高度な技術を持った専門家が、手作業で
表面の凹凸を盛り上げ、精密に再現。

甦ったひまわり
凹凸を再現したキャンバスの上に、高精
細画像を印刷し、仕上げの補彩を施して
完成させました。

《法隆寺金堂壁画第6号壁》(焼損前再現)の制作風景

最新のデジタル技術と熟練のアナログ技術を組み合わせることで、失われてしまった貴重な文化財である《ひまわり》を甦らせることが出来たんですね!

スーパークローン文化財とは?
現代のデジタル技術と東京藝術大学の伝統的な模写技術と感性を融合させて制作された複製。
高精細かつオリジナルと同素材・同質感を目指しています。

【会場構成】第1章 文化の共有

フィンセント・ファン・ゴッホ 《自画像》(再現)オルセー美術館 1889年

フィンセント・ファン・ゴッホ≪オーヴェルの教会≫(再現)オルセー美術館 1890年

入口からワクワクします♡

フィンセント・ファン・ゴッホの37年の画家人生と作品の特徴、さらに印象派・ポスト印象派の作品との比較など、作品の奥に潜むさまざまな謎を解き明かしていきます。

エドゥアール・マネ 《笛を吹く少年》(再現) オルセー美術館 1866年

エドゥアール・マネ 《笛を吹く少年》(立体再現) オルセー美術館 1866年

撮影:【スタリス☆横浜】 見てきました!とても素敵です

油彩画再現+立体再現もみどころです(*‘∀‘)

第2章 学習と創造

フィンセント・ファン・ゴッホ 《ジャポネズリー梅の開花》(再現) ファン・ゴッホ美術館 1887年

《 法隆寺金堂壁画第6号壁 》 焼損前再現(縮小版)

フィンセント・ファン・ゴッホ 《ローヌ川の星月夜》(再現)オルセー美術館 1888年

夜の光に魅せられてゴッホが描いた作品に見る色と光、浮世絵が世界に与えた影響など、クローン文化財を通して学んでいきます。
さらに《法隆寺金堂壁画第6号壁(焼損前再現)》を通して文化の継承と創造および東京藝術大学の取り組みについて紹介。

第3章 再生と未来

3 DCG アニメーション 歌川広重《東海道五十三次 日本橋朝之景》

甦った幻の《ひまわり》およびボストン美術館スポルディング・コレクションの浮世絵の再現作品により、スーパークローン文化財の開発・デジタルアーカイブの活用、未来への可能性をご覧いただきます。

夏休み特別企画 

自由研究にぴったり

ジュニアスペース

【1】 ジュニアスペース
小・中学生優先 鑑賞の課題学習のための自習席

*開催日 7/31(土)~8/31(火)会期中毎日
*時 間 午前10時~午後7時30分(午後8時閉館)
※8/18(水)のみ午前10時~午後6時30分(午後7時閉館)
※場 所  そごう美術館 展示室内(出口に近い場所にあります)

●予約不要(ただし席数には限りがあります)
●参加費無料―別途展覧会入館料が必要。
●中学生以下の方にはジュニアガイドを無料配布。


※参加希望の方は、「そごう美術館ホームページ」をご確認ください。


【2】東京藝術大学移動研究室
東京藝大研究員&コミュニケーターが来館。作品について聞いてみよう!大人の方も大歓迎。

*開室日  8月1日(日)・15日(日)・22日(日)・28日(土)・29日(日)
*時 間  各日2回  ①午前10時30分~午後0時30分 ②午後2時~4時
*場 所  そごう美術館 展示室内

●予約不要(ご希望の方から順番にお伺いいたします)
●参加費無料―別途展覧会入館料が必要。
※参加者多数の場合は、ご希望に添えない場合がございます。 あらかじめご了承ください。

主な 展示予定作品(クローン文化財・スーパークローン文化財)

■フィンセント・ファン・ゴッホ
《自画像》1887年 オルセー美術館
《自画像》1889年 オルセー美術館
《医師ガシェの肖像》1890年 オルセー美術館
《オーヴェルの教会》1890年 オルセー美術館

《ローヌ川の星月夜》1888年 オルセー美術館
《星月夜》1889年 ニューヨーク近代美術館
《ジャポネズリー 雨の大橋》1887年 ファン・ゴッホ美術館
《ジャポネズリー 梅の開花》 1887年 ファン・ゴッホ美術館
《ひまわり》1888年 1945年焼失 油彩画

■油彩画 オルセー美術館(ゴッホ以外)
エドゥアール・マネ《笛を吹く少年》
エドゥアール・マネ《笛を吹く少年》立体
エドガー・ドガ《ダンスのレッスン》
クロード・モネ《サン・ラザール駅》
クロード・モネ《睡蓮の池 緑のハーモニー》
ポール・セザンヌ《台所のテーブル》
ポール・セザンヌ《サント・ヴィクトワール山》
ポール・ゴーギャン《アレアレア》
ピエール・ボナール《格子縞のブラウス》

■浮世絵  ボストン美術館スポルディング・コレクション
歌川広重《東海道五十三次 日本橋 朝之景》
歌川広重《名所江戸百景 大はしあたけの夕立》
歌川広重《名所江戸百景 亀戸梅屋敷》
歌川広重《名所江戸百景 深川萬年橋》
歌川広重《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》
歌川広重《名所江戸百景 びくにはし雪中》
鈴木春信《柳の下に風になやむ美人》
喜多川歌麿《名所腰掛八景 ギヤマン》

●法隆寺金堂壁画第6号壁 焼損前再現(縮小版)

その他、映像作品、デジタルコンテンツなどの展示もあって、写真撮影OKということもあり、いつもとはちょっと違う雰囲気の展覧会。ぜひご覧いただければ幸いです。
仕掛けもいっぱいあって、本当に楽しかったです!!自信をもっておすすめいたします。

東京藝術大学スーパークローン文化財 謎解き「ゴッホと文化財」展 

■2021年7 / 31 (土)~ 8 / 31 (火) 会期中無休
■開館時間:午前10 時~午後 8 時

【そごう美術館】東京藝術大学スーパークローン文化財 謎解き「ゴッホと文化財」展 
■会場:  そごう美術館(横浜駅東口・そごう横浜店 階)
※ 8 月 18 日(水)は午後 7 時閉館。
※入館は閉館の30 分前まで。
※そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。

写真撮影一部を除いてほぼ可◎(フラッシュ・動画・機材使用は不可)

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Presenter

すずき まき
スタリス&画廊支配人
すずき まき
20年に及ぶ企業や投資家の「女性目線コンサル・PR業務」の傍ら、メディアやブランドの立ち上げを数多く経験。生死に関わる大病を克服した自身の経験から【人と地域の応援】をテーマにスタリスを創設。リスタート時に始めた人気女性誌や、専門誌の仕事で培ったスキルと【ご縁】に感謝を込めて、複数の企業や媒体のお手伝いを現在も継続中です。